ドラム初めて暫く経つと、自分専用の機材が欲しくなってくるものです。
最初に何を購入すべきか悩んでいる方にはいつも同じ環境で演奏することができるペダルをお勧めしていますが、最も使用頻度の高いスネアも自分の好きな音で演奏することができるため最初に手にとる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はスネアをより自分らしい音にカスタムすることができるスネアヘッドの選び方からおすすめの製品までを紹介していきたいと思います。
スネアヘッドの種類
今回はスネアヘッドの「厚み」と「構造」から種類を分けていきたいと思います。
まずは厚みから解説。大きく3種類の厚みがあり、それぞれの音の特徴も記載していきます。
厚み
■ディプロマット
厚み:薄い
音色:明るい
サスティーン:長め
耐久性:低い
演奏感:音の強弱に素直
■アンバサダー
厚み:中程度
音色:中間
サスティーン:中程度
耐久性:中程度
演奏感:ディプロマットとエンペラーの中間で使い手を選びにくい
■エンペラー
厚み:厚い
音色:暗い
サスティーン:短め
耐久性:高い
演奏感:パワーヒットすると良く鳴ってくれるが弱いタッチだと鳴りにくい
初心者には使い手を選びにくいアンバサダーヘッドをお勧めします。そこからご自身の好みに合わせていろいろな厚みを試してみてください。
構造
次に構造や見た目の話をしていきたいと思います。
■クリア
音色:中間
サスティーン:少し長め
見た目:透明
その他:音に厚みが出るものが多い
■コーテッド
音色:中間
サスティーン:中間
見た目:白色のものが多く、透けておらず表面にザラザラとしてコーティングがされている
その他:使いやすいサウンドでジャンルを選ばず使用でき、表面にコーティングがされている為ブラシの使用も可能。
■ドット
音色:はっきりとしたサウンド
サスティーン:短め
見た目:ヘッドの中心にドットが入っている。
その他:パワーヒットに向いている。弱めに叩くと上手く鳴らない場合が多い為、パワーヒッター向き。
■2プライ
音色:ふくよかなサウンド
サスティーン:短め
見た目:よく見ると打面が2枚重なっている。
その他:名前の通り2枚のフィルムで構成されている。パワーヒッター向きの製品で、しっかり叩かないと音がぼやけてしまう。
初心者には扱い易く、クセの少ないクリアかコーテッドをお勧めします!
最後に
今回はスネアヘッドの厚みや構造について解説させていただきました。
ご自身の好きな音や、演奏する音楽によって選択肢が変わってくる部分ですので、正解はありません。
まずは基本となるアンバサダー&クリアorコーテッドの物から試していき、耳を鍛えながらご自身に合ったヘッドを探していくことをお勧めします。
ヘッド交換やチューニングの知識も必須となってきますので、ご自身の知識習得の為にも是非検討してみてください!
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