この記事を見ている方は、ドラムの基礎練習を今から始めようとしている方だと思います。
そこで今回は、ドラムの最初にして欲しい基礎練習と、その練習で得られる効果について解説していきたいと思います。効果が分かって居るのと居ないのでは成果に大きな差が出てきますので、練習内容だけでなく、何を目指して練習をしているのかも意識して取り組んでみましょう!
自分でも発信してみたい方は下記にレンタルサーバーのリンクを貼り付けておきます。
練習の成果などを共有してみてはいかがでしょうか。
他の人にも見て貰えることでモチベーションも上がると思います!
もし始めたら私にも教えてくださいね!
こちらの音楽教室では入会特典で電子ドラムorドラムセットをプレゼントして貰えるようです。
興味のある方は是非確認してみてください。
こちらはオリジナルTシャツが作成できるみたいです。
バンドメンバーとバンドTシャツを作成してみてはいかがでしょうか
用意するもの
ドラムの基礎練習を行う為には用意するものが3つあります。
・ドラムスティック
いつもドラムを叩いているスティックだと木の粉が出てきてしまう場合もあります。また、ジェルタイプの練習パットを使用している方はパッドを傷つけてしまう恐れも。可能なら練習用のスティックを購入し、手の届きやすい場所に置き、いつでもすぐに練習が始められる環境にしておくことが大切です。
・練習パット
座布団でも枕でも、最初は叩ける物ならなんでも良いと思いますが、ドラマーは打面からの反発を上手く使ってドラムを演奏します。今回の練習でも反発を使用しますので、購入するようにしましょう。
価格:1160円 |
価格:3500円 |
EVANS RF12G スタンドセット エヴァンス 12” ドラム練習パッド 価格:12700円 |
・メトロノーム
こちらはスマートフォンのアプリでOKです。インストールしてください。
アマゾンのサイトへのリンクも設置しますので、お気に入りのものを探してみてください。
チェンジアップ
さて、練習を始めていきましょう。
まずはチェンジアップから。
言葉にすると難しいのですが、右手と左手を一回ずつ交互に4分→8分→(3連符)→16分→(5連符)→6連符の順に叩きます。カッコが付いているところは少し難しいので、最初は省略してもOKです!始めることが大切!!
音楽用語で説明するとなんだかややこしくて取っつきにくくなってしまうので、もっと簡単に説明します。
譜面です。テンポは最初はBPM(テンポ)60くらいから始めて徐々に速くしていきましょう。
メトロノームの音と同時に一打叩き、8分ならその音と音の真ん中に1打といった具合です。
これだけだと難しいので、それぞれ言葉に出して練習してみましょう。
こんな感じでいかがでしょうか。
もちろん口に出す言葉は好きな物でOKです。
さて、ここで3連符と5連符を難しいので始めはやらなくても良いと言った理由について説明します。
譜面を良く見ていただくと・・・3連符と5連符だけ左手から始まるところがありますね。
そうです、メトロノームの音と右手がセットになってこないのです。更に3つや5つと言った奇数音符。普段聞き慣れていない音の割り方をします。なので難しいのです。勘の良い方なら気がついたと思いますが、7連符や9連符も難しいのです。
この練習を繰り返して行くとなにができるようになるかということですが、この3つだと思ってください。
①狙った音の間隔で音符が割れるようになる
メトロノームのピッピッという一定の間隔に対し、1つ2つ3つと間を音で埋めていく際の割り方、つまりリズム感が身につきます。実際に曲を叩いていてエイトビートからスネアをタカタカタカタカと叩いた時(例えばコレだと8分→16分に音の割り方が変わっていますので頭の中で変換を行います)に曲と自分のリズムがズレにくくなります。
②叩くスピードが上がる
最初はBPM60からスタートしていき、80→100→120→140→160→180と徐々にスピードを上げていきましょう。180の16分なんて結構速いですよ。最初は手が追いつかなくても徐々にレベルが上がっていき、速いスピードで連打することができるようになります。
③アクセントが付けられるようになる
拍の頭(メトロノームが鳴るところ)を意識して、一打目(メトロノームの音と打音が一致するところ)を強く叩く意識を持って練習してみましょう。
強く叩くと言うことは、つまりスティックの振り幅を大きくするということ。力任せに叩いてはいけません。自然と強弱が身についてきます。
16分最高速アタック
次はもっと分かりやすい基礎練習。最高速アタックのお時間です。
内容は簡単、先程の16分音符のBPMをどこまで上げることができるのか。限界に挑戦です。
ルールは2つ。
・最初の一打(メトロノームと打音が一致するところ)は強く叩くこと
・30秒続けること
この練習は純粋なスピードと、アクセントの付け方(スティックの振り方)が向上します。
100の実力の人が速さ100の曲を叩くのと、500の実力の人が100の速さの曲を叩くの、どちらが余裕があると思いますか?
演奏でいっぱいいっぱいにならないように、腕のスピードアップをしましょう。
BPMが上がってくるとアクセントをつけるためにストローク(スティックの振り方)がとても大切になってきます。
ストロークの種類は大きく分けると、叩いた時の音の強さと次に叩く音の強さの強弱で種類を分けることができます。
・フルストローク
【音の強さ→強い 次に続く音の強さ→強い】
・ダウンストローク
【音の強さ→強い 次に続く音の強さ→弱い】
・アップストローク
【音の強さ→弱い 次に続く音の強さ→強い】
・タップストローク
【音の強さ→弱い 次に続く音の強さ→弱い】
以上の4種類に分けることができます。
上手なドラマーはこれらを組み合わせて強弱を付けた演奏を行います。
ちなみに16分最高速アタックの左右の手のストロークについて説明しますと、下記の通りとなります。
【右手】ダウンストローク(強)→アップストローク(弱)→ダウンストローク(強)→アップストローク(弱)
【左手】タップストローク(弱)→タップストローク(弱)→タップストローク(弱)→タップストローク(弱)
【両手】ダウンストローク(右手)→タップストローク(左手)→アップストローク(右手)→タップストローク(左手)
具体的な振り方についてはYouTubeなどで分かりやすい解説動画を配信している方がたくさんおります。自分に合った動画を探してみてください。
「ドラム スティック ストローク」等で調べて見ることをおすすめします。
ここまでできたら・・・
基本的なスティックの振り方ができてきたよ!もっともっと!そうなればもうこちらのモノです。
基礎練習の本を購入してみてはいかがでしょうか。
下記に私のおすすめの本のリンクを貼ります。
【楽譜】1日15分!自宅でドラム中毒(CD付)(リットーミュージック・ムック/リズム&ドラム・マガジン)【メール便対応1点まで】 価格:1760円 |
自宅のパッドでできる練習がたくさん載っております。スタジオに入ってドラムに触れられる機会を増やすことが一番ですが、なかなか時間が取れないもの。
自宅でできる練習は自宅で行い、スタジオに入った時の時間をより有意義に使いましょう!
三井ショッピングパーク内の楽器屋さんで買い物をされる方は下記カードはいかがでしょうか。
楽器屋さんの通販を検討している方は、下記にリンクを貼っておきます。
例えば新しいスネアが欲しい、ペダルが欲しいといった大きな物だけでなく、ビーターやシンバルナットと言った細かいモノまで品揃えが豊富。
見ているだけでもどんなモノがあるのか知ることができるので、是非確認してみてください。
こちらはイヤホン専門店の通販サイト。
音楽は演奏するだけでなく、聞くことも勉強です。
通勤、通学の時間を練習時間に!
ふくろう先生の情報箱をもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。
コメント