こちらの記事は、ドラムを初めてみたいけど何から初めて良いか分からない方向けに、「ドラムの始め方」を解説してきたいと思います。
本当に最初の一歩を応援している内容になっていること、私の経験則から来る独断と偏見が満載であることをご承知いただけますと幸いです。
それでは早速参りましょう!!
始めたいとは思っているけど・・・
まず始めに、ドラムを始めて見たいけど自分はリズム感が無いし・・・手と足バラバラに動かすのは難しそうだし・・・自分には無理なんじゃないか。私も人にドラムのレッスンをしていた時期があり、そんな意見を良く聞いていました。
はい、大丈夫です。リズム感は鍛えられますし、手と足をバラバラに動かすのは言ってしまえばパターンなのです。
そのパターンを覚えてしまえば誰でも叩ける様になります。
この記事では、一番基本となる「エイトビート」の手順の解説まで行います。
エイトビート、聞いたことある方も多いのでは無いでしょうか?
早速参りましょう!!
ちなみにレッスンに通ってみたい方は下記リンクも参考に検討してみてください。
ドラムは初期費用が安い!
ギタリストはギターが必要だし、ベーシストはベースが必要です。
しかし、ドラムの場合はドラムセットを持って居なくてもドラムを始めることができてしまいます。
なぜなら音楽スタジオ(練習場所)に行けば大抵ドラムが置いてあるからです。
実力が上がっていくと、ここはマイ太鼓にして・・・このシンバルもマイシンバルに・・・なんてことはありますが、なんとドラムセットを持って居ないドラマーもたくさんいらっしゃいます。
ドラムを演奏するのに最低限必要な物を考えると、ドラムを叩くためのスティックだけでOKです。
スティックを買おう
スティックとは言っても種類がたくさんあって選び方に困っている方は、私の過去記事も参考にしていただきたいのですが、私のおすすめを下記に貼っておきます。
VIC FIRTH ( ヴィックファース ) AMERICAN CLASSIC (Hickory) ドラムスティック VIC-5A 価格:2298円 |
もちろん楽器屋さんで購入してもOKですが、私は初心者の頃、なんか音楽関係って怖いイメージがありました。初めてみたいけどなんか怖くて・・・ポチっていただければ完了します。楽器は直接手に取って買った方が良いと言われて居ますが、そこがネックで始められないならインターネットで購入してしまって、今すぐ始めてしまった方が良いと私は考えています。
このヴィックファースというメーカーは大手のスティックメーカーで、5Aというサイズは「標準的なサイズ」ということです。使いやすくてとても良いスティックです。とりあえず使ってみて、その後自分の好みに合わせて変えていけばOK!
購入したら次のステップです。
イメージトレーニングをしてみる
もちろんいきなり音楽スタジオに入っても良いのですが、最初にちょっとイメージトレーニングをしてから行きましょう。
音楽スタジオに入るにはお金がかかります。家でできることは家でやっていってしまった方が時間を有意義に使うことができます。
冒頭でもお伝えしましたが、今回は最も基本である「エイトビート」をやってみましょう。
スティックが手元にある方は枕や座布団を叩くか、練習パットを購入してみても良いかもしれません。練習パットはドラムを叩いた時に近い反発があり、ドラマーはその反発を上手く利用したテクニックを駆使して演奏しています。専用の練習器具があるとモチベーションも上がるので、興味のある方は下記にリンクを貼り付けて置くので、参考にしてみてください。
価格:1160円 |
価格:3500円 |
さて、早速解説に入ります。
今回はこんな譜面を使って説明をしていきたいと思います。
一番上の1.2.3.4.5.6.7.8…と書いてある部分は口に出してカウントしていく数字です。
はい、まず右手を説明していきます。カウントに合わせて叩いてみましょう、
譜面です。
右手はカウントしているところ全てで叩きましょう!
ポイントはカウントするときの「イチ」の「イ」に合わせて叩くこと(ニイの場合はニ)と、スティックを強く握らないこと!ラクーに持ってください。
それでは次です。
左手が入ってきました。3と7の時は両手で叩きます。
最初はこれでもか!と言うほどゆっくり叩きましょう。体が覚えるまでゆっくり。焦らない焦らない。
ちなみに右手はハイハット、左手はスネアを叩いています。名前で言われても難しい方、大丈夫です。
右手が「ツッ」、左手が「タン」です。つまり、この譜面はカウントの1から8までを音で表現すると「ツッツッタンツッツッツッタンツッ」となります。ゲシュタルト崩壊させたらすみません。
口に出して言ってみましょう。「ツッツッタンツッツッツッタンツッ」。
なんか聞いたことある感じになってませんか?
次です。
拍子抜けの左足。まさかの踏みっぱなし。
ハイハットと言われるシンバルが2枚重なった楽器の開き具合を調整するのが左足のお仕事です。
力を緩めると音が伸びてロックな感じになってかっこいいのですが、とりあえず踏みっぱなしでOKです。
次です。
さあ、最後です。頑張って行きましょう。
1と5で右足を踏んでみましょう。
手と足をバラバラに動かす?いいえ、パターンです。
最初はゆっくり手順を確認しながら。
右足の音は「ドッ」です。つまり・・・
「ドッツッタンツッドッツッタンツッ」です。ほら!聞いたことないですか!?
さあ、ここまでイメージトレーニングができたならもう大丈夫!
実際に音楽スタジオに入って実際にドラムを演奏してみましょう。
ここで注意点です。
ドラムは非常に音の大きな楽器です。多分想像しているより大きい音がでます。
必ず専用の耳栓を着用して耳を保護するようにしてください。下記にリンクを貼りますので、必ず購入してから音楽スタジオに向かうようにしましょう。「ドラムを叩く時は耳栓!」
【メール便・送料無料・代引不可】Crescendo PRO Fcking Loud 25 ドラマー用/ミュージシャン用/大音量用 イヤープロテクター 耳栓 クレッシェンド 価格:6380円 |
折角ドラムを始めたのに、体を悪くしたら元も子もありません。私からのお願いです。
準備は整った!!音楽スタジオの入り方!
スティックも買った、イメージトレーニングもバッチリ、耳栓もある。
準備は整いました、ドラムを叩きに行きましょう。
音楽スタジオの入り方についてご説明します。
音楽スタジオには大きく「バンド練習」「個人練習」というメニューを設けているところが多くあります。
バンド練習はスタジオにもよりますが、1時間3000円くらいから。
バント4人で二時間入れば合計6000円だから一人1500円。しかし、一人で入ると高い!
そんな時に個人練習です。簡単に説明すると「前日からしか予約できないけど部屋が空いていれば2人までなら一人1時間1000円で良いよ」というやつです。規定はスタジオにより異なります。
次は予約です。インターネットから予約ができたりしますが、難しいのは電話予約でしょう。何を言えば良いのか分からない。そこで、カンペを作りました。
お伝えする事項は大きく5つ。
・スタジオに入りたい日時
・スタジオに入る時間(2時間くらいが良いと思います)
・初めてなので会員証は持って居ないこと
・個人練習で入りたいこと
・他にレンタルするものは特にないこと
もしイレギュラーな質問をされても「始めたばかりなので教えて欲しい」とお伝えすれば教えてくれます。
さあ、コレであとはスタジオに行って思いっきりドラムを叩いてみましょう!!
ちなみにこの記事ではあえて少し情報を不足させてみています。これは、この記事1つだけで完成してしまっては「自分で調べる」という次の一歩に繋がらないからです。
でも何を調べたら良いか分からないですよね。ヒントを下に記載します。
・ドラム パーツ 名前 (どこを叩くのか画像等で確認しておきましょう)
・スネア スナッピー (スネアらしいタンという音を出しているパーツです。最初にスネアっぽい音がするようにセッティングする必要があります)
・ハイハット 調整 (2枚のシンバルを合わせているとご説明しましたが、その開き具合の調整方法です。最初にネジを締めないと左足で開き具合の調整ができなくなってしまいます)
・ドラム セッティング (太鼓の向き、高さなどを自分好みに調整する方法です)
この辺が分かればとりあえず演奏できちゃいます!
とりあえず最初の一歩の背中を押すことはできましたでしょうか。
他にもこんな解説をして欲しい等のご意見がございましたら、ご連絡いただけますと幸いです。
ふくろう先生の情報箱をもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。
コメント