電子ドラムという物は、生音が小さく、家でも気軽に練習が行えるスグレモノです。
しかし、ここに注意しないと生ドラムを演奏したときに「下手になってる」と感じられてしますかもしれません。
この記事は私の経験を元に、電子ドラムの危険性について説明していきます。
電子ドラムを既に購入されている方、購入を検討している方はこの記事の内容を参考にして電子ドラムを上手に味方に付けていきましょう!
電子ドラムの良いところ
まずは電子ドラムの良いところからお伝えしていきたいと思います。
①生音が小さい
家での練習の敵、生音。ご近所、家族から苦情が来てしまう為、生ドラムを思いっきり叩ける住宅なんてそうそうないもの。
その点、電子ドラムであれば、ある程度対策を行えば叩くことのできる住宅も多いのではないでしょうか。
自宅で練習ができるというのは大きなメリットになります。
②色々な音が出せる
電子ドラムの機種にもよりますが、ロック系、ジャズ系、ポップス系等、様々な音を出すことができます。音の勉強にもなりますし、新たに楽器を購入しなくても「こんな音が欲しい」を再現できるのは大きなメリット。
また、音の響き等も調整できるものもあり、自宅に居ながらライブハウスやホールで叩いたような感覚で演奏できるモデルも存在します。
③ドラムに無い音も出せる
通常のドラムでは出すことのできない音も出すことができます。
生ドラムに電子ドラムのパッドを組み合わせてハイブリッドにして演奏しているプロの方もいらっしゃいます。飛び道具として存在感抜群の音を出すことができるのは電子ドラムならでは!
④練習が楽しくなる
曲を流しながらライブハウスのような演奏感で自宅で練習ができる。最高に楽しいじゃないですか。
練習が楽しくなれば練習時間が増え、上達も早くなります。
但し・・・下の内容を確認しないで練習していると、下手に聞こえるようになってしまうかもしれません・・・
練習しているのに下手になることってあるの?
表現が難しいのですが、生ドラムとしては下手になるということはあります。
あなたが演奏したいのは生ドラムですか?電子ドラムですか?
そこに沿った練習をしないと生ドラムとしては良くない「クセ」がついてしまうかもしれません。
ポイントは大きく2つです。解説していきます。
①生ドラムが鳴らなくなる
電子ドラムはきちんと叩けていなくても音が鳴ってしまうことが多々あります。
そして上でも説明してように、まるでステージ上で演奏しているかのような気持ちの良い音がなります。
しかし、その感覚、体の使い方に慣れしまうと、生ドラムをしっかりと鳴らしきることができず、説得力の無い軽い音がしてしまうことも。
本当にこれ、結構見かける事例なんです。
手数は凄く、複雑なこともしているけど、音が気持ち良くない、軽い、薄い、音楽としてのノリもなんかのっぺりしている。つまり、楽器が鳴っていない。
解決策は一つです。電子ドラムであってもしっかりと叩く意識を持つこと。ヘッドフォンから出てくる音だけでなく、電子ドラムからの生音も聞くこと、生ドラムも叩き、音がしっかりなっていることを確認すること。つまり、表面だけポコポコ鳴らすようなスティックの振り方をしないことです。
もちろん、演奏方法として、太鼓の打面の表面だけを鳴らすような音の出し方もあります。しかしそれはまずしっかりと楽器を鳴らすことができるようになってから。
力いっぱい叩いては電子ドラムが壊れてしまうので、力ではなくスティックを振るスピードを意識してみましょう。
②生ドラムではあり得ないセッティングになっている
生ドラムの太鼓にはそれなりに厚みがあります。
ところが電子ドラムは太鼓自体が薄いものも多く、セッティングの自由度が高いのも魅力です。
しかし、あなたが生ドラムの演奏をメインで考えていて、電子ドラムを練習手段として捉えていた場合、寄せるべきセッティングは生ドラムです。
自宅の電子ドラムだと叩きやすさを優先してセッティングしてしまい、練習を行ってフレーズを身につけても、いざスタジオでバンド練習をしようとした時に普段と同じセッティングができず、思うように叩けない・・・といった自体に陥りがちです。
電子ドラムのセッティングを行う際は十分に注意しましょう。
電子ドラム最高
注意点を何点か記載しましたが、これらの点を守って練習すれば電子ドラムは最高です。
自宅に居ながら、お気に入りの曲に合わせて、ライブハウスで演奏しているような感覚で演奏ができる。
楽しくない訳がありません。いや、絶対に楽しい。
ドラムに触れる時間を増やし、是非メキメキ上達していってください。
電子ドラムを検討されて居る方は、下記リンクの楽器屋さんのサイトからどのような物があるか色々と研究してみてください!きっとあなたに会う一台が見つかると思います!
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メルカリ他にもこんな物を解説してほしいと言ったご要望などがありましたら、コメントをいただけますと幸いです。
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