【結構珍しいペット】フクロウを飼う前に知っておきたい11の注意点!飼う前に気を付けたい大切なポイントと注意点解説

ふくろう
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みなさんはフクロウが自宅で飼えることをご存じでしょうか。

実は私はフクロウを飼っております。つまり、飼うことができるのです。想像していたよりも手間のかからないペットで共働きの方などにも大変おすすめなのですが、ここは是非抑えておいて欲しいと思うポイントを説明していきます。

フクロウを飼うことを検討している方はもちろん、この記事を読んでフクロウの魅力に少しでも触れていただけたら大変嬉しく思います。

餌問題

まずフクロウはネズミやウズラといったものを食べます。

つまり、毎日さばいて食べさせてあげる必要があります。言葉を選ばずに端的に言ってしまえばグロいのです。

ここでダメな人は本当にダメかもしれません・・・。

スーパーなどで売っている生肉は血抜きがされているため栄養失調になってしまうので、ここは避けて通れない部分です。

私も最初の3日程度は正直キツかったのですが、今ではすっかり慣れてしまいました。

ここが最初のハードルです。

ちなみに餌の頻度は一日1回~3回程度(飼うフクロウの大きさによります)

私の飼っているアフリカワシミミズクという種類では、一日一回夜にウズラを四分の三匹程度あげています。小型の種類になると一日2回~という種類の子もいるみたいです。

餌代は毎月6000円程度です。意外とリーズナブル。

ちなみに骨ごと食べますが、消化ができないのでペリットというものを定期的に吐き出します。

病院問題

これは体調不良になったときに見てくれる病院が少ないということです。

解決策は、飼う前にあらかじめ診てくれる病院を探しておくことです。

この症状は何だろう?と思って検索をしてもフクロウを飼っている方が少ない為情報が少なく、間違った判断をしてしまうケースも考えられます。

病院だけでなく信頼できる相談先(例えば購入先)を見つけておくことも重要なポイントです。

常にロストの危険性問題

犬や猫と違い、フクロウは飛びます。つまり、どこかへ飛んで行って居なくなってしまう(ロストといいます)危険性が高いということです。

窓が少し開いていた、外で目を離したスキに・・・なんて結構聞く話です。

逃げてしまったフクロウは基本的に狩りをしたことがないため、野生の環境下で生きていくことは難しいとされています。

こちらも人間側で気を付けてあげることが重要です。

糞問題

フクロウは基本的にトイレを覚えません。

家では止まり木の上にいることが多いため、下に犬用ペットシーツを敷いて対策を行っておりますが、自由にさせているときなどに床にしてしまうこともあります。

フクロウの構造上トイレを決まった位置ですることが不可能な為、これは諦めてもらうしかありません。ふき取りやすいシートを敷くなど対策を行いましょう。

元建築屋の私がおすすめするフクロウの糞対策の床材第一位はキッチンやトイレなどの水まわりで用いられるCFシートというものです。フローリングの上にそのまま敷いてしまえばOK。難しい工事は必要ありません。カッターがあれば工事可能です。

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一緒に遊びにくい問題

フクロウは基本的には懐くというよりは慣れるといった感覚で、犬のように甘えてきたりはしません。

もし犬のようなイメージで一緒に遊べると思って購入すると想像と違う・・・なんてことになるかもしれません。

外で飛ばして腕に戻ってくるなんて鷹匠のようなことはできるのですが、投げたボールを持ってきたり、散歩に行きたいとお願いしてきたりはしません。彼らは基本無口なのです。

ちなみに慣れてくるとどうなるかというと、うちの場合は、寝てるとぬいぐるみを腹の上に運搬してくるようになりました。餌をさばいていると肩の上に飛んできて待つようになりました。「〇〇行くよ!」と声をかけると肩に乗ってくるようになりました。それでも投げたボールは持ってくることはできません。

散歩問題

フクロウは基本的にはあまり散歩は必要ありませんが、日光浴と外の刺激に慣れさせる目的で私は定期的に外に連れて出ております。

この時、とっても目立ちます。フラッシュ付きで写真を撮られると明るさがストレスになってしまうため、周囲には細心の注意を払います。

中には急に触ってくる人も・・・。

ちなみにフクロウさんは一般的な人間の握力よりも足の握る力が強いので、相手をケガさせてしまう可能性もあります。その場合でもこちらの責任になってしまう可能性があるため、散歩時は周囲に注意を払う必要があるのです。

抜け羽問題

フクロウは羽が生え変わる時期なると、羽が抜け、新しい羽が生えてくるのですが、この時、粉がでます。この量がすごいです。部屋の中がコナコナします。

掃除機の頻度が爆増します。それもフクロウさんの構造上仕方のない部分なので人間側で掃除機をかける、布団はこまめに洗うなどして対策を行いましょう。

ペットショップにフクロウ用品が無い問題

基本的に必要なものは猛禽類専門店やフクロウカフェ、ネット通販などで購入します。

フラっとペットショップに立ち寄ってもせいぜいペットシーツくらいしか買いません。

犬とか猫グッズはあんなにあるのに・・・。マイナーペットの辛いところです。

そもそもグッズない問題

例えばスマホケース、かわいい犬や猫のものはたくさん販売されています。かわいいフクロウさん柄のものは・・・。そうです、なかなか無いのです。

ペットを飼うとそのグッズを集める習性がある方もいらっしゃるかと思います。私もその一員です。

しかし、グッズが無いのです。これは非常に辛い。

そうなってしまえば選択肢は2つ。見つかるまで探すか、オリジナルのグッズを作れるところにお願いするかです。

最初大変問題

お迎え直後のお話です。

特に初日は触ることはおろか、近づくことさえ許されず威嚇されてしまうケースもあります。

私も最初はそうでした。近くを通っただけで威嚇され、くちばしをカツカツ鳴らされていました。

これは時間をかけて信頼関係を構築していくしかありません。

手に乗せることを据えるといいますが、これもトレーニングです。最初は上手く据えられません。手に乗せて散歩に行っても直ぐにテイクオフ。もちろん繋いではいるのでどこかへ行ってしまうことはないのですが、皆さんが想像する鷹匠のようなビシッとした散歩はなかなかハードルが高かった思い出があります。

特に最初は時間をかけて信頼関係を構築していきましょう。

生体高い問題

フクロウさんの本体の金額のお話です。

気に入った種類の子がいても100万円なんてこともあるかもしれません。

20万円程度の犬や猫とさほど変わらない金額で販売されている種類の子もいるので、事前に調べてみることをお勧めします。

まとめ

今回はフクロウを飼うにあたっての注意点をまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。

私も最初は飼っている人が少なく欲しい情報がなかなか調べられずに試行錯誤しながらの毎日でした。

ペットを飼うということは、魅力的な部分だけでなく、デメリットもしっかりと把握された上で検討して欲しいとの思いがあり、今回このような記事を書かせていただきました。

最後にフクロウを飼う魅力について少しだけ記載したいと思います。

①手間が思ったよりかからない

毎日の散歩も不要な為共働きなどでもOK。

うちのはほぼ鳴かない。近所迷惑0!

②信頼関係が構築されて行ってるのを感じる

初めて外で飛ばして腕に戻ってきてくれた日のことは忘れません。

③超かわいい

説明不要です

④在宅勤務中、仕事見てくれる。

椅子の背もたれに乗ってずっと一緒に画面を見てます。一緒に仕事をしている気分。

⑤なれるとなんやかんやで近くにいる

慣れてくると物理的な距離が詰まってきます。いまはほぼ隣にいます。

この信頼関係が構築されてきた感じがいいのです。

まだまだ語りつくせませんが、自己満になってしまうのでこの辺で。

他にもこんなことを説明して欲しいといったことがございましたらご連絡いただけますでしょうか。

また、以前に飼うにあたってのおすすめの製品などを紹介した記事もございますので、宜しければご確認ください。

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ご自身でも記事を書いてみたいという方は下記サイトも参考にしてみてください。


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