自分の演奏したドラムの音を聞いて、なんだか初心者っぽい・・・と感じた経験はありませんでしょうか。
私も初めはそうでした。考えられる原因は何個かありますが、今回はアクセントに焦点を当てて説明していこうと思います。
アクセントってなんだろう
簡単に説明すると音の強弱のことです。
「強く叩くところと弱く叩くところをしっかり叩き分けよう」ということです。
ここを無視して同じ強さで叩いてしまうとメリハリのない初心者っぽい演奏になってしまいます。
逆に強弱の叩き分けがしっかりできていると、表現の幅がぐっと広がり、かっこいいリズムを叩く事ができるようになったりします。さらにアクセントを学ぶことでスティックの操作も上達し、ドラム演奏が一気に垢抜けた印象になります。
アクセントって大事なの?
私も最初はアクセントをあまり重要視していませんでした。
しかし、音に強弱をつけるには正しいスティックの振り方が大切であることに気が付き、練習を行っていくうちにスティックのコントロールが上達し、表現の幅が広がりました。
特に最初のうちは正しいスティックコントロールを身に着けることが大切で、変なクセがついてしまってからでは修正が大変です。
アクセントコントロールができるということは、ドラムの演奏において重要なスティックの正しいコントロールを学ぶということなので、もちろんアクセントを自由につけられることも大切ですが、正しいスティックコントロールを学ぶことができるというのが初心者にとっては重要な内容になってくると思います。
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試しにちょっとだけ練習してみましょう
必要なものはドラムのスティックと練習パッドです。
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ドラムには打面を叩いたときに跳ね返るリバウンドを使用して演奏する方法があります。
上達していくと必ず必要になるテクニックですので、習得のためにもドラムのリバウンドが再現されているものを購入して練習しましょう。長く使用できる練習の相棒になるものですので、是非ご検討ください。
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でも本格的な練習の前にアクセントってどんなものか知りたいですよね。
一番簡単なものを説明していきたいと思います。
まず4つ、左右交互に叩いてみてください。右→左→右→左です。
この4連打を一つの区切りとして途切れないように繰り返していきます。
なにか4文字の言葉を言いながら叩くと感覚が掴みやすいと思います。
例えば「ふくろう」とか。
右→左→右→左→右→左→右→左→右→左→右→左→右→左→右→左・・・。
ふ く ろ う ふ く ろ う ふ く ろ う ふ く ろ う・・・・。
最初は全部同じ強さでOKです。なんとなく手順を覚えてきたらいよいよアクセントをつけていきます。
「ふ」で強く叩いてみましょう。力を入れて叩くのではなく、スティックを大きく振り上げてスピードを上げるイメージで。
どうでしょう、ちょっと遅れてしまったり、早く叩いてしまったりしませんか?
できたら次は「ろ」で強く叩いてみましょう。
口に出す音も「ろ」を強調してアクセントをつけて言ってみましょう。
「く」と「う」は利き手じゃない方の手を大きく振り上げるため、より難易度が上がります。
「ふ」「く」「ろ」「う」全ての音で自在に強弱をつけられるようになったら、次は組み合わせに挑戦。
「ふ」と「う」で強く叩いてみましょう。左→右と強く叩く部分が連続しますし、左手から始まるアクセントなので少し難しいと思います。
慣れてきたらスピードを上げてやってみましょう。
自分の演奏を録画してスティックの振り方や叩いた時の強弱がしっかりついているかなどを確認しながら行うとより効果的です。
こういった内容を続けていくと、打面を叩くことだけでなく、スティックを振り上げることにも意識が向いてくると思います。これがスティックのコントロールの第一歩であり、スティックのストロークと呼ばれる考え方の基本となります。
今大切なのはできるようになることではなく、知識として知ることです。初めてやった方は特に、思うようにできなくて当たり前なので、こういったテクニックもあるんだということを知り、練習してそのうちできるようになれば良いのです。ドラムの上達は長距離走です。じっくり上達していくことを楽しみながら練習していって欲しいと思っています。
少し上級編として右→左→右→右→左→右→左→左というパラディドルという手順の中で手順のスタート位置を入れ替えながらアクセントを移動するなんて基礎練習も存在します。
手順も下記に記載しますので、さっきと同じく4文字の言葉を連続して口に出しながら試してみてください。
①Rlrr Lrll Rlrr Lrll
②rLrr lRll rLrr lRll
③rrLr llRl rrLr llRl
④rllR lrrL rllR lrrL
【R:右手(強)、r:右手(弱い)、L:左手(強)、l:左手(弱)】
片方の手で連続で二打叩くテクニックをダブルストロークといいます。このテクニックは打面からの反発を使用して高速で二連打するテクニックですので、習得のためには反発のある練習パッドでの反復練習が必須となります。つまりこの手順を速くして曲中でテクニカル風に使用する時には必須のテクニックとなります。
ダブルストロークもドラム演奏において重要なテクニックの一つですので、まだ習得していない方はこの機会にパッドを購入して練習してみましょう!
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まとめ
アクセントの練習をするということは、スティックのコントロールが上達するということです。
特に大きく聞こえてくる音に耳が行きがちな初心者の頃に弱い音に対しての意識をつけておくこと、効率的なスティックの使い方を身に着けておくことで上達速度が大きく変わってきます。
また、演奏の幅も大きく広がるので上達を感じられてドラムがより楽しくなるはずです。
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