【ドラム初心者向け】初心者がコピーする曲の速さ(テンポ)はどれくらいの曲を選べば良いの?

ドラム
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ドラムを始めたばかりの頃にコピーする曲を選ぶ時、どんなテンポの曲を選べば良いか悩んだことはありませんか?

今回は初心者がコピーする曲を選ぶ際にどのような曲を選べば良いのか、私の経験でお話させていただきたいと思います。

あなたの好きな曲を選んで良い

結論、コレです。初心者のうちはモチベーションを確保することが最も重要です。

曲の難易度やテンポに拘らず、好きな曲を選んで叩いてみて良いと思います。

そして最初は思っているほど上手く叩くことはできません。自分の演奏動画を録画して見返してみてください。ね?思ったほど叩けてないでしょう?

でも大丈夫、続けて行けば上手になります。好きな曲を叩いてモチベーションが上がり、継続して練習することができるならそれで良いのです。もちろん、一曲全てでなくても大丈夫!サビだけ、イントロだけ、気に入ったフレーズだけ、そんなコピーのしかたでも良いので、好きな曲を叩いてみましょう!

おすすめはテンポの速めの曲

今回はテンポの話をしているので、あなたの好きな曲というのは大前提で、ライブなどで叩いた時にそれっぽく聞こえやすい曲をテンポを軸に考えてみました。

私個人のおすすめとしては、少し早めの曲の方がバンド全体で合わせた時にそれっぽく聞こえやすいと考えます。

大前提、初心者の演奏はズレます。それはドラム単体でみても例えばハイハットとバスドラムの同時に叩くところが同時でなかったり、「タカタカジャーン」と叩く部分が「タカ・・・タkジャーン」と均等に叩けていなかったり。バンド全体で見るとドラムとベースが合って居なかったり・・・。

そんな時、テンポのゆっくりとした曲だと、目立ちます。バレやすいのです。

テンポの速い曲だと、勢いのあることが多いので、疾走感でなんとかその曲っぽくなることが多いような気がします。

速い曲の難しさ

とは言え、ある程度曲のテンポが速くなってくると、難しい部分も出てきます。

それはズバリ「速い」ということです。

え?と思った方もいらっしゃるでしょう。そうです、速いことは難しいことなのです。

説明していきますね。

日頃からメトロノームを使った練習をしている方は想像しやすいかと思いますが、ここでは使ったことの無い人向けに解説していきたいと思います。

①お持ちのスマートフォンにメトロノームのアプリをインストールしてください。メトロノームと検索すればOKです。

②BPMという部分がテンポに当たる部分なので、80くらいに設定してみてください。

③音がピッピッピッピッと鳴ると思うので、スティックと練習パッがのある方はそこで、無い方は購入していただくか、とりあえず体験なら膝を叩いてみてもOKです。

④譜面を載せます。音が鳴っている間に4つ、両手で交互に叩いてみましょう(右利きの人は右手から始めましょう)

12341234・・・とカウントをしていくのは返って難易度を上げてしまうので、好きな4文字の言葉を言いながら叩くと叩きやすいと思います。

例えばこうです。

ご覧の通り、4文字なら何でもOKです。

意識することは大きく2つ、メトロノームの音の間に均等に4つ入れられるように意識することと、1と最初の右手を合わせるようにすることです。

つまり、なるべく均等に叩き、下の譜面の赤字の部分は音を揃えるということです。

⑤今やったことを、BPMを上げて挑戦してみましょう。80→100→120→140→160→180→200と徐々に上げていきましょう。どうでしょうか?手が追いつかなくなってきたのではないでしょうか。

これが「速いから難しい」の最初の関門、「追いつかない問題」です。

今練習パットの無い方はこの機会に是非購入して練習するようにしてみてください。

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速い曲で手が追いつかない時の対処法

速い曲の方がそれっぽく聞こえるのは分かった、でも手が、足が追いつかない。

そんな時の対処法です。

①練習して叩ける様になる

耳が痛い!!!でも最終的には叩けるようになりたいでしょう?何の意味があるのか分からず練習するより、「この曲のここの部分の為のこの練習」と理解して練習した方が効果もモチベーションも段違いです。今だ、基礎練タイム。

②叩かない

そうはいっても時間が無いよ!練習したくないよ!という方向け。

例えば先程の譜面のコレ。

4つ叩くのは追いつかないなら・・・

はい、思い切って半分にしてみました。

だって叩けないんだもの!!

バラバラに叩いて曲を壊すくらいなら簡単にバージョンにしてしまおう。全然悪いことじゃないですよ。叩ける様になったらそう叩けば良いのです。

今回は手の話を中心にしてみましたが、足(バスドラム)でも同じことが言えます。

「ドドッ」と叩くところが「ドッドッ」と綺麗に2連打できず間隔が空いてしまう。そんなこともあるあるです。そして「ドドッ」が「ドッドッ」になると、疾走感のあるリズムから急にハネたリズムに聞こえてしまいます。

そういう時も同様です、ハネて曲調を壊してしまうなら、二発目は叩かず曲調を大切にするというのも選択肢として全然あるのです。

最後に・・・

今回は曲を選定するにあたり、テンポの目線から解説をさせていただきました。

速くて手が追いつかない問題については初心者が誰しも通る道です。解決策が一つ、練習をすることです。耳の痛い話かもしれませんが、継続して練習をしていけば必ずできるようになります。

下に練習パット、おすすめの練習本のリンクを貼り付けておくので、良かったら購入して練習してみてください。

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他にもこんな解説をしてほしい等のご要望がありましたら、コメントをいただけますと幸いです。


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